1982年今から39年前に株式投資を始めました。当時は、インターネットもなく、注文は全て電話に頼るしかなく、その日の株価動向も電話で証券会社に問い合わせるか、証券会社の店頭に行って端末を操作するか、短波ラジオ放送で聞くかしかなく、今考えれば、株式投資は大変苦労したものです。
しかし、この時期はバブルに突入する前で、「含み資産」「ウオーターフロント」などがテーマで、この時流に乗り、「石川島播磨重工業」では、投資額も少ないながら、そこそこの利益を上げさせてもらいました。その後も、「日本電信電話公社(今のNTT)」の民営化、株式上場など公開日買付抽選に当たり、かなりの利益を取得しました。しかし、若気の至りで、出た利益は、海外旅行や趣味に消えて行き、出た利益で再投資などは、行いませんでした。
5年ほど続けましたが、本当のバブル相場は味わわないまま、株式投資はフェードアウトして行きました。
1990年頃、「商品先物取引」にも手を出し、大きな損を抱えることになります。最初に手掛けたのは、新規上場の「パラジウム」です。上場日に「売り」からスタート、3日後に手仕舞いし、ビギナーズラックを手にしました。これで調子に乗り「プラチナ」の買いを行い、これが大失敗!一時は、損金は500万以上にも達し、追証の恐怖に震える毎日をおくりました。この「商品先物取引」による損出を返済するのに20年近くかかりました。それですっかり投資にはすっかり懲りて投資から遠ざかっていましたが、2015年に再び、株式投資を復活させ現在に至っておりました。
これまでの教訓としては、
1)投資は余裕資金で行う。
2)損切りを恐れない。
3)長期・短期の銘柄を明確にする。
4)配当率に騙されない。
5)分散・継続・積立を意識する。
です。
現状の成績については、改めて投稿させて頂きます。