1980年に初めての海外旅行でタイに行きました。それから40年間で41回タイに訪問しました。
1980年〜1990年代のタイはまだインフラも整備されてなく、走っている車も日本の中古車がほとんどでした。バンコク市内でもスラム化したエリアが多くありました。
この40年で、この国の発展は素晴らしいものがあります。特にバンコクは東京も凌ぐ勢いで開発が進み市内の交通インフラも整備されました。
初めての海外旅行がタイだったこともあり、それ以来、虜になり毎年渡航を続けてきました。
長いタイとの付き合いを文章で書くのは、難しいので、何度かに分けて投稿したいと思います。
今までのタイ旅行で、行った箇所は、「バンコク」「パタヤ」「フアヒン」「チェンマイ」「チェンライ」「アユタヤ」「メーサイ」「メーフォンソン」「チョンセーン」「ラヨーン」「バーンセン」「カンチャナブリ」「サイヨーク」「メークロン」「シラチャー」などです。
特にバンコクは起点となることが多く、滞在時間も一番長いので今回はバンコクについて投稿します。
以前のバンコクは、名物の激しい渋滞で車を利用すると時間が読めない状態でした。しかし、現在、バンコクは、BTS(スカイトレイン)とMRT(地下鉄)網が構築され、バンコク市内だけでなく、隣の県まで鉄道網が出来ています。
バンコクの魅力は、物価の安さ(最近は結構物価も上がりましたが)もありますが、ホテル料金が安いことです。世界的も有名なホテルが安価な値段で宿泊可能です。
今まで、宿泊したバンコク市内のホテルは、「ペニュシュラーバンコク」「パークハイアットバンコク」「スコータイバンコク」「バンヤンツリーバンコク」などキャンペーン期間を上手く利用すれば、嘘のような値段で予約できます。しかし、「マンダリンオリエンタルバンコク」だけは別格でキャンペーンは見たことがありません。正規料金一部屋¥50,000以上出さなければ泊まれません。でも、このホテルは、それだけの価値があると思います。一度、家族旅行で泊まりましたが、立地や景色を含め、サービス面でのレベルの高さに圧倒されました。宿泊なしでもレストランだけ利用したこともありますが、食事だけなら、そんなに高くはありませんでした。
私は、タイに長く接してきた割には、タイ料理が苦手でした。本当のタイ料理の美味しさが分かるまで、30年くらいかかりました。どんな料理も食べれるようになったのは、ここ10年前くらいからです。
好きなレストランは、つきなみですが、海鮮料理の「ソンブーン」「サボイ」「ラーン55」「ソントーンポーチャナ」「バイライカフェ」(今は閉店)にはよく行きました。日本料理では「大戸屋」「さがみ」「ひなや」「まい泉」「やよい軒」など。洋食では、ステーキ「エルガチョー」・イタリアンの「ザノッテイー」や「ロッシーニ」・スペイン料理の「リオハ」(今は閉店)。
中華料理では、「オリエンタルホテルのチャイナハウス」「ペニュシュラーバンコク内のメイジャン」は特別な日にはよく利用しました。中でも、一番のお気に入りは、中華街の「フェンデイ」です。漢字読みでは「興利」です。
ここの炒飯は、絶品でフカヒレスープをかけて食べるとより一層味が引き立ちます。Yawarat通り沿いの店ですが、間口が狭いので見逃しがちです。値段も安く、いつも行列が出来ています。
今から5年前に還暦を期に、会社を休職し、バンコクに3ヶ月住んだこともあります。この時は、コンドミニアムを賃貸で借りました。「オンヌット」というエリア(バンコクの下町)に1LDKの高層マンションで1ヶ月15000B(当時のレートで約45000円)38階の部屋からはバンコク市内や運河・高速道路などが一望できる抜群の物件でした。
BTSオンヌット駅からは少し離れていましたが、無料のシャトルバスもあり、近くにはスーパービッグCやローカルのマーケット、敷地内にはショッピングモールもあり便利に暮らせました。
このコンドミニアムの近くに「プラカノーン運河」があり、そこから運河ボートが出ており、シーナカリン通りまで30分くらいで行けるため、よく利用しました。途中には有名なお寺やモスクもあり、運賃5Bでちょっとしたボートトリップが楽しめました。
その先に足を伸ばせば、有名な「ラーマ9世公園」があり、一日かけても歩き足りないほどの敷地をよく散歩しました。バンコク市内には、この他、「ルンピニー公園」「シリキット公園」「ベンチャキテイ公園」「ロマニナート公園」など多くの整備された公園があり、ウオーキング好きの私を楽しませてくれました。
長々と書きましたが、バンコクだけでもまだ書き足りません。また、改めて投稿したいと思います。
今は、コロナの関係で渡航できませんが、今年の後半には、計画をしています。それまでにコロナが治まり、今まで通りのスタイルで気軽にタイに行ける日を祈ります。