2016年5月に、長期滞在先のラオスからタイのホアヒンへ行きました。
タイ王室御用達の場所であり、静かな白い砂浜が長く続く観光地でもあります。
宿泊先は、「AMARI ホアヒン」を予約し、3泊4日の一人旅でした。
到着時間が少し早かったのですが、直ぐにチェックイン出来、アフタヌーンテイーを味わいながら、ゆったりした時間を過ごしました。
宿泊費は、1泊¥15,000くらいだったと思います。
しかし部屋のグレードはスイート級で、ベランダからは、大きなプールを一望出来るロケーションでした。
ホアヒンの海外沿いのホテルは、何故か、海から建物まで距離があり、間にプールや施設があるため、部屋から海が見えにくいホテルが多いです。このホテルも例外ではなく、こんなの海の近くにありながら、部屋からは海は少し見える程度でした。
夜は、ホテルのシャトルバスを利用して、街の中心地まで行き、ナイトマーケットで夕食を取りました。帰りは、距離にすると5Kmくらいの道のりを1時間くらいかけて、徒歩でホテルまで戻ってきましたが、治安もいいので、気軽にウオーキングが楽しめました。
翌朝は、少し早起きして、砂浜を3kmほど歩いて、「Wat Khao Takiap」に向かいしました。ここのお寺は、海に突き出したように丘があり、その上にあるお寺です。
タイの「モン・サン・ミシェル」(フランス)と呼ばれているようです。
長い階段を登って行くと、猿が多く生息していました。頂上近くにいた猿は、歩いてくる私に、両手を合わせてタイの挨拶(ワイ)をしました。これには驚きで、猿にワイをされたのは、初めてです。
頂上に行くと犬や猫も居て、尼さんが、餌をやっていました。餌の食べる順番などがあるようで、犬や猫、猿に大声で指導していました。
あの猿が挨拶したのは、この尼さんの躾だったことがわかりました。
長い階段を降りて、砂浜を歩いてホテルまで戻りましたが、静かで人も少なく、自分一人の長い砂浜には感動しました。
その後、映画「キリングフィールド」のロケでも使われた「センタラ・グランデ・ホテル」に行きました。
ここでは、ホテル内の施設(コーヒーショップなど)は、宿泊者しか利用出来ないようで、庭やプールを撮影して敢えなく退散しました。
でも、このホテルは、雰囲気や居心地はホアヒンでは、一番のホテルだと思います。次回は是非、泊まってみたいホテルです。
その足で、タイ国鉄のホアヒン駅に行きました。
ここもガイドブックなどでも多くの紹介がありますが、王室専用の駅舎など鉄道ファンには、欠かせないスポットです。日本から寄贈された列車が駅前に飾ってあります。
この日は歩き疲れたので、駅に近い、バーガーキングで夕食を済ませ、ホテルに帰りました。
最終日は、せっかくホアヒンまで来たので、シーフードを食べることにしました。
ホアヒン港近くの海沿いにある「Charoen Potchana」というレストランで早い夕食を食べました。
有名レストランらしいのですが、時間が早かったため、私一人で貸切状態。エビのチャーハン・海老の炒め物・牡蠣の卵焼き・コーラをオーダーしましたが、観光地価格で結構の値段を取られました。
帰り際に明日のバンコクまでのタクシーを予約して帰路につきました。
最終日は朝の9時にタクシーが迎えにきて、バンコクへ向かいましたが、途中、有名な「メークロン市場(折り畳み市場)」に寄ってもらいました。
この市場がメークロン駅周辺の線路上の市場で、電車が通るたびに店の軒を畳む光景が有名です。
電車が来るまで2時間ほど見学して写真を多く撮らせてもらいました。
人と電車の距離が20cmあるか、ないかくらいの近いところを電車が通過して行きます。
市場の商品(野菜や魚介類など)は電車の車輪と数センチの距離です。
電車が通過していくと、何事も無かったかのように、軒を元通りに戻し、今までの市場の風景に戻ります。
日本では考えられない、あり得ない光景を見にして、4日間の旅を終えました。
短い旅でしたが、心に残る旅でした。また、行きたいと思います。