私が6歳のころ、当時、近所の映画館で上映されていた映画「釈迦」をDVDを購入し最初の封切りから60年経過した今、鑑賞をしました。
当時は、6歳ということもあり、TVで予告編を見ただけで、映画の内容などは知る術もなく、60年の時間が流れ、現在に至っています。
たまたま、「釈迦」についてキーワード検索をしていたところ、この映画に辿り着きました。
Wikipediaによれば、当時としては破格の7億円の制作費をかけた超大作です。
出演者も昭和の大スターが揃い踏みで本郷功次郎・勝新太郎・市川雷蔵・山本富士子・中村玉緒・京マチ子など錚々たるメンバーです。
映画の内容ですが、紀元前5世紀のインドが舞台です。釈迦族の王子が20歳の時に旅に出て出家し、のちに仏陀として慈愛の教えを全国に広めていくストーリーです。
結論を言うと、今見ても感動し、心が洗われました。
私は以前にも、心が荒んだ時には、「巨人の星」(1966年から少年マガジンに連載されたマンガ)の最終回を見て、感動できるか?が心のリトマス試験紙になっていました。
この映画も、老後の人生で私にとってリトマス試験紙になる映画だと思いました。
いくつになっても、ものごとに感動できる精神を持ち続けたいと改めて感じました。